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2021年11月18日

発芽卵の河川放流実施ご報告

皆さまから寄せていただいたご寄付をもとに、11月14日相模川水系中津川にて、漁協組合員やキャッチ&クリーンスタッフ含め25名ほどでヤマメ発眼卵3万粒の放流を実施しました。

まずは検卵が大切。死卵が交じっているとそこからカビが発生し、その箇所の発眼卵が全滅する可能性があります。そこでできるだけ死卵を取り除いたのち、班ごとに散っての放流となりました。放流方法は礫を集めて小さな人工産卵床を作り、そこに塩ビ管からの直まき放流と虫かご放流。ほか、今回初めて発眼卵専用のバイバートボックスを使用しました。

このバイバートボックスを使っての発眼卵放流では、実績のあるJFF(ジャパンフライフィッシャーズ)さんからレクチャーをいただきつつ作業しました。

また、参加者さん同士のチームワークも年を重ねるごとによくなってきたと感じました。このようにしてダム下本流38カ所、昨年も孵化率が高く種川として期待している支流13カ所wp含め、計50カ所ほどでの作業も無事に終了。
本流の水温は15℃、支流は11℃と昨年と比べ本流で約3℃、支流で1℃ほどの高水温でした。流量も少なく、これらは孵化に影響を与えると考えられ懸念材料ではありますが、現状で出来る限りのことをやりました。

今年は要請がありキャッチ&クリーンの河川清掃は中止、発眼卵放流は人数を制限することで実施に漕ぎ着けました。それゆえ事前告知も大勢の方へのお声がけも出来ませんでした。ご了承ください。

地元河川のために手際よく作業してくれた参加者さんに感謝いたします。皆さんお疲れ様でした。
あらためてご寄付をいただく皆さま、当日に飲み物の提供をいただいたローソン相模原星が丘4丁目店さんにこの場を借りて御礼申し上げます。

たくさん孵化して、一匹でも多くのヤマメが大きく育ってくれますように。
そうそう、本流でも支流でもよいサイズのヤマメが目視できました。これは間違いなく吉兆です。

主催:キャッチ&クリーンおよび森と川と海を繋ぐ相模川サクラマス復活PJ
協力:中津川漁協など

Report by 小平

今回の放流活動にあたり、残念ながら当日は参加出来ないとの事で、当会のスタッフでもある佐々木 均様より10,000円のご寄付をいただきました。

全額を発芽卵購入費用に充当しております。ありがとうございました。

事務局会計担当

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